構成素(constituent)とは
- 統語論的な解析において、文の階層構造の単位として機能する語、または語のまとまり
- 主に句構造文法で扱われる概念だが、まとまりとしての構成素は依存文法でも認められている
- 構文解析における単位で、意味的なつながりを見いだすことができ(自然に聞こえる)、文法的に独立している語句の列である
句構造規則(Phrase structure rules, PS rules) とは
- 構成素の構造をモデル化するための規則
- 左辺をmother、右辺をdaughter(expansion)と呼ぶ
- 一連の規則をderivationと呼ぶ
構成性原理(The principle of compositionally) とは
- 文の意味は、構成素の意味から決定できるという原理
- "Bill is a waiter"という文で、"is a waiter"は"Bill"と同じ意味を保持している
- 作者: Pierre M. Nugues
- 出版社/メーカー: Springer-Verlag
- 発売日: 2014/11/02
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログを見る