使われどころ
- シーケンシャルアクセス
- db file scattered read / db file sequential read (Oracle Databaseの待機イベント)
シーケンシャルとは?
シーケンシャルとは「逐次(順を追って)」のことで、先頭から間を抜かさずにアクセス(読み/書き)することです。 データベースの話で言えば、フルスキャン(表の全データを読み込むこと)の際に、メモリにデータがないとシーケンシャルアクセスが発生します。 この方法だと時間がかかってしょうがないので、インデックス(索引)を使います。辞書の目次のようなものですね。どこにアクセスすればよいのかアドレスが書かれています。
シーケンシャルアクセスと対義語として使われるのは、ランダムアクセスです。ディスク上をとびとびにアクセスします。
また、ややこしい使われ方として「db file scattered read」と「db file sequential read」があります。「db file scattered read」は分散したブロックをシーケンシャルアクセスで読み込み、「db file sequential read」は単一ブロックをランダムアクセスで読み込みます。